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いやいやいや、12月でございます。

お久しぶりでございます。


長くなるんで、「めんどくさい」人は一番↓の方のところにある部分を読んでください。(連絡です)


めっきり寒くなって、ガソリンも上がって、灯油も上がって、どーしょうも無い冬になりそうですね。
最近はすっかり卒論漬けな毎日を過ごしています。
やっとスイッチが入った感じでございますよ。いまさらね。
もっと早くスイッチ入ればよかったけど…。
そんなこんなで、今も大学の図書館で、息抜きがてらこの日記を書いているわけでございましてね。

卒論のテーマは、「地方テレビ局は生き残れるか」です。
簡単な話、地方局はお金がないのです。
そこに“地上デジタル化”というなんともわけわからん敵が急に現れましてね、やれ皆一同に、

「機材の更新しろー!HD化は義務だぞー!耐用年数なんか気にすんなー!更新時期の前倒しだコノヤロウー!データ放送も忘れんなー!だけど2011年7月24日まではアナログ放送も残せバカヤロウー!」

などと、ものすごい勢いで攻撃を仕掛けてくるわけですよ。
もう寝込みを襲われたも同然な地方局はね、急に対応できるような力は無いわけでして、あたふたしてしまうのですよ。
あたふたする程度で済むならいいけど、一時は本当につぶれるテレビ局が出てくるんじゃないかとも言われてました。
それでも、今現在では日本のすべての地上波を使っているテレビ局はアナログ波とデジタル波を同時に発射しているんですね。(これをサイマル放送と言います)
何とかやりくりして、対応をしているんですよ。ほとんどSDのものをHDにアップコンバートだけして放送している局もあるんじゃないですか?たぶん。
カメラ、VTR、モニター、スイッチャー、送出設備などなどクリアーしなければいけないことが多すぎるんですよ。

つまり、お金がかかると。

東京のキー局で使ってるスタジオカメラは1台1000万以上もするもの。
モニターだってピンキリ。地方局じゃいろいろやりくりして、知恵を絞って、対応しているんです。
それでも大変だから、審判さん(総務省)が、「じゃぁ規制緩和を考えようじゃないか」と、おっしゃられたんです。

そのやり取りを卒論にしたんだけど、大変ですよ。現在進行形の問題だし。


地デジはテレビを見る側の人も対応に追われるからね。
アナログしか見れないテレビは、そのまま何もしないと突然見れなくなっちゃうんだから。


そーいえば、慶応大学で学内放送向けワンセグ放送の実験したそうですね。
これって、すごく面白いし、可能性を秘めてる気がするんですよ。
映像と、データ放送も出来るから、学内に関する情報とその周辺情報も一気に送れるんですよね。
だから、毎日掲示板見に行ったり、エド○タとか見る必要がなくなるんですよ。簡単な情報はそこで一気に配信できるという。すごいじゃないですか。
携帯端末がもっと普及すれば、災害時に狭いエリアでワンセグ放送をして、役立つ情報を提供することも出来るだろうし。
テレビの新しい使い方が出てくるかもしれないね。

まぁ、それに比べうちの大学はね…。
もう、学校案内から“スタジオ”の案内消したほうが良いんでないかい?
あの組織が無くなって、スタジオをちゃんと扱える人はもう居なくなっちゃうね…。細かい設定とか、使い方とか、回線もすべて学務が把握しているわけじゃないし。淋しい限りです。
迷走しております。シエ○川大学…。




長くなりましたが、なにが言いたいのかというと、

先週の木曜日に特ゼミ室のソファーの前に置いてあった僕のケータイの充電器を持っていったのは誰かと…。

早く返してください。怒らないから。


では、また卒論っと。
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